付録

用語集

「聞いたことはあるけど説明できない」を解消する、検索・絞り込みできる用語辞典です。

📖 全108語収録 🔍 検索・カテゴリ絞り込み対応
使い方のコツ(すべて暗記する必要はありません)

実務で聞いた用語をその都度調べる「辞書」として使ってください。まずは自分の業務に近いカードをクリックすると、関連する用語だけに絞り込めます。

重要度意味目安
★★★必須1ヶ月目から毎日のように使う・聞く
★★☆重要3ヶ月以内に理解しておきたい
★☆☆知識聞いたときに「何のことか」分かればOK
  • すべてを暗記しようとしない:必要なときに調べられればOK
  • 実務で出てきたら深掘り:「今日聞いた用語」を1つずつ理解していく
  • 先輩に聞く:「〇〇って何ですか?」は恥ずかしくない質問
  • 関連する用語をセットで覚える:Git関連(clone→branch→commit→push→PR→merge)、テスト関連(正常系・異常系・境界値)、工程関連(設計→実装→テスト→リリース)のように、流れで覚える

あなたの業務は?

要件定義★★☆

「何を作るか」をお客様と決める工程。機能一覧や業務フローを作成する

直接参加は少ないが、決まった内容を読んで理解する機会がある

開発工程
基本設計★★☆

画面や機能の「見た目・動き」を決める工程。外部設計とも呼ぶ

画面設計書を見ながら実装することが多い

開発工程
詳細設計★★★

プログラムの「中身の処理」を決める工程。内部設計とも呼ぶ

詳細設計書を読んで実装するのが1年目の主な仕事

開発工程
実装★★★

設計書をもとにプログラムを書く工程。コーディングとも呼ぶ

1年目のメイン業務

開発工程
単体テスト(UT)★★★

作った機能を1つずつテストする工程

自分が書いたコードのテストを担当する

開発工程
結合テスト(IT)★★☆

複数の機能を組み合わせてテストする工程

テスト実施や不具合修正で関わる

開発工程
システムテスト(ST)★☆☆

システム全体が要件通りに動くかテストする工程

見学程度のことが多い

開発工程
リリース★★☆

完成したシステムを本番環境に導入すること。デプロイとも呼ぶ

手順書に沿って作業する、または見学する

開発工程
保守★☆☆

リリース後のシステムを維持・改善する作業

不具合対応や小さな改修で関わることがある

開発工程
ウォーターフォール★★☆

要件定義→設計→実装→テストと順番に進める開発手法。大規模・堅い案件で多い

SIer・受託開発で採用されることが多い

開発手法
アジャイル★★☆

短い期間で「作る→確認→改善」を繰り返す開発手法

Web系・スタートアップで採用されることが多い

開発手法
スクラム★★☆

アジャイルの代表的な手法。役割・イベント・成果物が決まっている

スプリント、デイリースクラムなどの用語とセットで覚える

開発手法
スプリント★★★

1〜4週間の開発サイクル。「今スプリント」「次スプリント」のように使う

「このスプリントで何をやるか」を意識して動く

スクラム用語
デイリースクラム★★★

毎日15分程度の短いミーティング。朝会とも呼ぶ

「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること」を報告

スクラム用語
バックログ★★☆

やるべきタスクの一覧。優先順位がついている

「バックログから次のタスクを取る」という形で仕事を進める

スクラム用語
スプリントレビュー★☆☆

スプリント終了時に成果物を確認する会

自分の成果をデモする機会になることも

スクラム用語
レトロスペクティブ★☆☆

スプリント終了時の振り返り会。「KPT」形式で行うことが多い

チームの改善に意見を出す機会

スクラム用語
チケット★★★

タスクや課題を管理する単位。Jira、Redmine、Backlogなどで管理

「このチケットお願い」と言われたら、そのタスクを担当する

プロジェクト管理
ステータス★★★

チケットの状態(未着手→作業中→レビュー中→完了など)

作業の進捗に合わせてステータスを更新する

プロジェクト管理
マイルストーン★★☆

プロジェクトの重要な節目・目標日

「〇〇マイルストーンまでに完了」という期限を意識する

プロジェクト管理
WBS★☆☆

作業を細かく分解した一覧表

自分の担当タスクがWBSのどこに該当するか確認する

プロジェクト管理
ガントチャート★☆☆

タスクのスケジュールを横棒グラフで表したもの

全体のスケジュール感を把握するのに使う

プロジェクト管理
変数★★★

データを入れておく「箱」のようなもの

userName = "田中" の userName が変数

プログラミング
関数/メソッド★★★

処理をまとめたもの。引数を受け取り、結果を返す

calculateTotal(price, quantity) のような形

プログラミング
引数(ひきすう)★★★

関数に渡す値

上の例では price と quantity が引数

プログラミング
戻り値/返り値★★★

関数が返す結果

return total で返される値

プログラミング
クラス★★☆

データと処理をまとめた「設計図」

User クラスから user1 インスタンスを作る

プログラミング
インスタンス★★☆

クラスから作成した実体(オブジェクト)

new User() で作られたもの

プログラミング
配列/リスト★★★

複数のデータをまとめて扱うもの

[1, 2, 3] や ["りんご", "みかん"]

プログラミング
ループ★★★

処理を繰り返すこと

for文、while文など

プログラミング
条件分岐★★★

条件によって処理を分けること

if-else文、switch文など

プログラミング
例外(Exception)★★★

プログラム実行中に発生するエラー

エラーログで「Exception」と出たら要注意

エラー関連
スタックトレース★★★

エラーが発生するまでの処理の流れを示したもの

どこでエラーが起きたかを特定するのに使う

エラー関連
null/undefined★★★

「値がない」ことを表す

NullPointerExceptionは最もよくあるエラーの1つ

エラー関連
構文エラー(Syntax Error)★★★

文法の間違いによるエラー

カッコの閉じ忘れ、セミコロン忘れなど

エラー関連
実行時エラー(Runtime Error)★★☆

動かしてみて初めて発生するエラー

0での割り算、存在しないファイルへのアクセスなど

エラー関連
リポジトリ★★★

コードを保存・管理する場所

「リポジトリをクローンして」→ コードをダウンロードする

バージョン管理
クローン(clone)★★★

リポジトリをローカルにコピーすること

新しい案件に入ったら最初にやる作業

バージョン管理
コミット(commit)★★★

変更を記録すること

「意味のある単位でコミットする」が基本

バージョン管理
プッシュ(push)★★★

ローカルの変更をリモートに送ること

コミットしただけでは共有されない。プッシュが必要

バージョン管理
プル(pull)★★★

リモートの変更をローカルに取り込むこと

作業前に「プルして最新化」が習慣

バージョン管理
ブランチ★★★

作業を分岐させること

「featureブランチを切って作業する」

バージョン管理
マージ★★★

ブランチを統合すること

作業が終わったらmainブランチにマージする

バージョン管理
コンフリクト★★☆

同じ箇所を別々に変更して衝突すること

解消方法を覚えておく必要がある

バージョン管理
プルリクエスト(PR)★★★

マージを依頼すること。レビューを受ける単位

「PR出しました」→ レビューお願いします

バージョン管理
レビュー★★★

他の人にコードを確認してもらうこと

PRを出したらレビューを待つ

バージョン管理
テーブル★★★

データを格納する「表」

Excelの表をイメージすると分かりやすい

データベース
レコード/行★★★

テーブルの1件のデータ

ユーザーテーブルの「1人分のデータ」

データベース
カラム/列★★★

テーブルの項目

「名前」「メールアドレス」などの項目

データベース
主キー(Primary Key)★★☆

レコードを一意に識別する列

ユーザーIDなど。重複しない値

データベース
外部キー(Foreign Key)★☆☆

他のテーブルを参照する列

注文テーブルの「ユーザーID」など

データベース
SQL★★★

データベースを操作する言語

SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEが基本

データベース
クエリ★★★

データベースへの問い合わせ

「クエリを投げる」= SQLを実行する

データベース
SELECT★★★

データを取得するSQL

最もよく使う。まずこれを覚える

データベース
INSERT★★☆

データを追加するSQL

新規登録処理で使う

データベース
UPDATE★★☆

データを更新するSQL

編集処理で使う。WHERE句を忘れると大事故

データベース
DELETE★★☆

データを削除するSQL

WHERE句を忘れると全件削除。要注意

データベース
トランザクション★★☆

複数の操作をまとめて扱う仕組み

「全部成功」か「全部失敗」かを保証する

データベース
API★★★

プログラム同士がデータをやり取りする仕組み

「このAPIを呼び出してデータを取得する」

WebAPI
REST API★★☆

APIの設計スタイルの1つ。HTTPメソッドを使う

GET、POST、PUT、DELETEでCRUD操作

WebAPI
エンドポイント★★★

APIのアクセス先URL

/api/users/123 のような形式

WebAPI
リクエスト★★★

APIへの要求

「こういうデータをください」という依頼

WebAPI
レスポンス★★★

APIからの応答

要求に対する返答データ

WebAPI
JSON★★★

データ交換フォーマット

{"name": "田中"} のような形式。APIのやり取りはほぼJSON

WebAPI
HTTPメソッド★★☆

リクエストの種類(GET/POST/PUT/DELETE)

GET=取得、POST=作成、PUT=更新、DELETE=削除

WebAPI
ステータスコード★★★

APIの結果を示す3桁の数字

200=成功、400=リクエスト不正、404=見つからない、500=サーバーエラー

WebAPI
ヘッダー★★☆

リクエスト/レスポンスの付加情報

認証トークンやContent-Typeなど

WebAPI
テストケース★★★

「何を」「どうやって」「どうなればOKか」を記載したもの

テストケースに沿ってテストを実施する

テスト
テスト仕様書★★★

テストケースをまとめた文書

これを見ながらテストを進める

テスト
正常系★★★

想定通りの入力でのテスト

「普通に使ったら動くか」を確認

テスト
異常系★★★

想定外の入力でのテスト

「おかしな入力をしたらどうなるか」を確認

テスト
境界値★★☆

範囲の境界でのテスト

「0〜100」なら、-1、0、1、99、100、101をテスト

テスト
回帰テスト★★☆

修正後に他の機能に影響がないか確認するテスト

「直したら別のところが壊れた」を防ぐ

テスト
単体テスト(ユニットテスト)★★★

関数やメソッド単位のテスト。コードで書くことが多い

自分のコードにテストを書く

テスト
結合テスト★★☆

複数の機能を組み合わせたテスト

画面から操作して確認することが多い

テスト
ローカル環境★★★

自分のPCの環境

自由に実験できる。壊しても影響なし

環境
開発環境(dev)★★★

開発チームが共有する環境

他の人も使っているので、壊すと迷惑をかける

環境
ステージング環境(stg)★★☆

本番に近い確認用環境

本番リリース前の最終確認に使う

環境
本番環境(prod)★★★

実際にユーザーが使う環境

絶対に慎重に。ミスは許されない

環境
IDE★★★

統合開発環境。Visual Studio、IntelliJなど

エディタ+デバッガ+ビルドツールがセット

環境
ビルド★★★

ソースコードを実行可能な形に変換すること

「ビルドエラー」が出たら動かない

環境
デプロイ★★☆

アプリを環境に配置すること

「開発環境にデプロイする」など

環境
認証(Authentication)★★★

「あなたは誰か」を確認すること

ログインで「本人確認」をする

認証・認可
認可(Authorization)★★★

「何ができるか」を制御すること

ログイン後に「この機能を使える権限があるか」を判断

認証・認可
セッション★★☆

ログイン後の状態を維持する仕組み

ログアウトするとセッションが切れる

認証・認可
トークン★★☆

認証情報を表す文字列

APIアクセス時にヘッダーに付けて送る

認証・認可
XSS★★☆

Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃

ユーザー入力を画面に表示する際に注意

脆弱性
SQLインジェクション★★☆

SQL文を不正に操作する攻撃

ユーザー入力をSQLに埋め込む際に注意

脆弱性
CSRF★☆☆

ユーザーになりすまして操作を行う攻撃

フォーム送信時にトークンで防ぐ

脆弱性
サーバー★★★

サービスを提供するコンピュータ

「サーバーにSSHで接続する」など

インフラ
クラウド★★☆

インターネット経由で利用するコンピュータ資源

AWS、Azure、GCPなどが代表的

インフラ
オンプレミス★☆☆

自社で管理するサーバー環境

クラウドの対義語として使う

インフラ
コンテナ★☆☆

アプリと依存関係をまとめた実行環境

Dockerで作る。「コンテナを起動する」

インフラ
SSH★★☆

サーバーに安全に接続するプロトコル

ターミナルからサーバーに入るときに使う

インフラ
CI(継続的インテグレーション)★★☆

コード変更時に自動でビルド・テストする仕組み

PRを出すと自動でテストが走る

CI/CD
CD(継続的デリバリー/デプロイ)★★☆

自動でリリース可能な状態にする仕組み

mainブランチにマージすると自動デプロイ

CI/CD
パイプライン★☆☆

ビルド→テスト→デプロイの自動化フロー

「パイプラインが失敗した」= ビルドかテストがエラー

CI/CD
ログ★★★

システムの動作記録

エラー調査のとき最初に見る

監視・運用
監視(モニタリング)★☆☆

システムの稼働状況を監視すること

異常があればアラートが飛ぶ

監視・運用
アラート★★☆

異常を検知して通知すること

「アラートが鳴った」= 何か問題が起きた

監視・運用
障害対応★★☆

システムに問題が発生したときの対応

1年目は先輩のサポート役から始める

監視・運用
バグ★★★

プログラムの不具合

「バグを見つけた」「バグを直す」

その他
デバッグ★★★

バグを見つけて修正すること

開発者の重要なスキル

その他
リファクタリング★★☆

動作を変えずにコードを改善すること

読みやすく、保守しやすくする

その他
レビュー★★★

他者にコードや成果物を確認してもらうこと

PRレビュー、設計レビューなど

その他
技術的負債★☆☆

将来の開発効率を下げるコードや設計

「負債を返す」= リファクタリングする

その他
PoC★☆☆

技術検証。実現可能性の確認

「まずPoCをやってみよう」

その他
オンボーディング★☆☆

新メンバーがチームに慣れる過程

「オンボーディング資料」など

その他

さらに学びたい人へ

この用語集でカバーしきれない専門用語もあります。分野別に学ぶ場合は以下を参考にしてください。

分野学ぶべき追加用語学習リソース
Web系DOM、SPA、SSR、WebpackMDN Web Docs
データベース正規化、インデックス、JOINSQLチュートリアル
インフラKubernetes、Terraform、マイクロサービス各クラウドのドキュメント
セキュリティOWASP Top 10、ペネトレーションテストOWASP公式サイト